SBIトレーサビリティでは、「サプライチェーンの壁を越え、新たな信用を創造する」というビジョンを掲げ、サプライチェーンの透明性やアカウンタビリティ(説明責任)を実現するソリューションを提供しています。
更なる事業の拡大に向け、私たちと共に挑戦していきたい仲間を募集しています。
=目次=
- 1. About / SBIトレーサビリティとは?
- 2. Business Growth / SBIトレーサビリティの成長・実績
- 3. Development /SBIトレーサビリティの開発
- 4. People / SBIトレーサビリティの人
- 5. Challenge / SBIトレーサビリティの技術課題・チャレンジ
- 6. Read More / SBIトレーサビリティをもっと知る
- 7. Positions / 募集職種
- 8. 福利厚生
1. About / SBIトレーサビリティとは?
SBIトレーサビリティは、「真贋証明」や「SDGs(CO2排出量削減など)貢献証明」などのトレーサビリティ・サービスを提供していきます。
商品(ブランド)ごとにトークン(電子的な証拠)を発行し、商品の品質や、原材料の調達から生産、流通までといったサプライチェーンの各工程において共有が必要な情報をエンタープライズ・ブロックチェーン基盤である「Corda(コルダ)」上に記録し、管理しています。
消費者はこのサービスを通じて、商品に関する正しい情報、各工程の来歴情報、SDGs(CO2排出量削減など)に貢献した情報などを確認することが可能になります。
また、生産者との双方向コミュニケーションも容易になるため、商品への安心感や、信頼度をより高めることができます。
提供サービス
SHIMENAWAによりご提供可能な3つの価値
これまで、取引情報はサプライチェーンに関わる企業・団体ごとに台帳管理されており、社外との連携はメール・電話・業界EDIなどの「1対1のクローズドなデータ交換」が一般的でした。しかし、この方法はそれら取引情報の改ざん耐性や透明性の観点で課題がありました。そこで、SBIトレーサビリティでは、それらの取引情報の共有を、エンタープライズ・ブロックチェーン基盤のなかでも“正しい情報であること”、“共有する内容や範囲を適切に制限すること”の2つの重要な要件を満たしているCorda上で管理することで、サプライチェーンの透明性の担保や、アカウンタビリティ(説明責任)を実現します。
SBIトレーサビリティでは、商品(ブランド)ごとに固有のトークンを発行し、優れた改ざん耐性を持つエンタープライズ・ブロックチェーン基盤であるCorda上に、その商品が本物である証として品質から各工程の来歴情報など、またCO2排出量削減に貢献していることを証明する情報を記録、管理します。 さらに生産・流通された商品の数量をブロックチェーンのUTXOという仕組み(Unspent Transaction Output、数量の増減を管理する仕組み)を用いて、しっかり管理することでトークンと現物の紐付けをより強固にすることが可能となり、商品(ブランド)に対する新たな信用の確立を実現します。
SBIトレーサビリティがエンタープライズ・ブロックチェーン基盤であるCorda上で提供する「真贋証明」は、優れた改ざん耐性を持ち、トークンと現物の紐付けをより強固にすることが可能となるため、模倣品の不正流通に対して大きな抑止効果を発揮するものと考えております。さらに、Corda上で商品の「真贋証明」情報の閲覧や権利移転など転売に必要な情報を管理することが容易になるため、正規品の不正転売抑止にも大きな貢献が期待できます。
2. Business Growth / SBIトレーサビリティの成長・実績
<サービス提供事例>
SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」 当該課題の「スマートフードチェーンコンソーシアム」において他の参画企業とのアライアンスを目指し、生産から流通、加工、消費まで、データの相互利用が可能なスマートフードチェーンの創出と、農業におけるSociety5.0(超スマート社会)の実現に貢献していきます。
3. Development /SBIトレーサビリティの開発
Tech Stack
PO(プロダクトオーナー)、BA(ビジネスアナリスト)、SM(スクラムマスター)、コアエンジニアのみ内部人材です。
そこへ複数の外部委託エンジニアが合流して開発チームを組んでいます。現状開発チームは外部委託含め9名体制です。
特にスクラムマスターは海外で多くの開発プロジェクトを回してきたバリバリのスクラムマスターです。(なんちゃってアジャイル、なんちゃってスクラムではなく・・)
そのため、日本のプロジェクトと比べると、非常にエンジニアが持つ権限が強いです。ただし、ビジネスの展開も早いため、開発の方向性も頻繁に変わります。 前のスプリントで着手したエピック/ユーザーストーリーが、次のスプリントプランニングであっさりとバックログに押し戻される程度のことは頻繁に発生します。
こうした状況に対して、当たり前ですがエンジニアが責められることは全く無いですが、気持ちの切り替えは非常に大変かもしれません。チームメンバー全員、クイックに切り替えができることが求められます。
経験豊富な外国人スクラムマスター(日本語は流暢です)により、BDD&スクラムを回しています。POとBAから提示されるストーリーに対してビヘイビアテストの議論を完了させた上で開発に着手し、ビジネスサイドレビュー/本番リリースを完了した上で作業完了とするプロセスが一つのチケットに対しては実施されます。 2週間でスプリントを回しており、各スプリントでどれだけのチケットをこなせるか、メンバーはゲーム感覚で楽しみながら進めています。
(下はスプリントレビュー直前のボードの状況です)
一方、開発インフラについてはまだまだ単純なCI/CDしかなく、運用との連携も含め、まだまだ開発の高速化に向けてやりたいことはある状況です。
毎朝10時にスタンドアップを行います。(今はTeemycoというツールでやってます) 司会は輪番でおこなっており、各自がその日の作業を共有してもらいます。 その後は各自作業開始。終了ミーティング等は特に持ちません。
又、1スプリント毎に3時間の「フリーペアプロ時間」を全てのエンジニアに与えています。この時間は、他のエンジニアとペアプロを行うことになっています。
このペアプロに関しては、スプリントに含まれる任意のチケットに参加することが認めており、フロントエンドエンジニアがインフラ構築のチケットに参画することも有りで、むしろ推奨しています。目的はスキルとノウハウの共有ですが、外注のエンジニアさんが多い中で、チームの一体感の醸成にも役立っていると感じています。
短時間集中にこだわりがあります。
特に、プランニングや振り返り(レトロスペクティブ)においては、全員が必死に頭を使う必要があります。プランニングには、各自準備で2時間、グループワークで2時間かけますが、グループワーク終了後はエンジニア、スクラムマスター、ビジネスアナリスト、プロダクトオーナー全員がぐったりとしていることが常です。
一方で、長時間労働に対しては全員が忌避感を持っています。 休暇についても事前共有だけはお願いするものの、自由に取れるように工夫しています。そもそも、フルコミットではないエンジニアが殆どなため、長時間労働を(もし実現しようとしても)実現できないというのがチームの現状で、そこから、短時間で集中する文化が醸成されたと考えています。
4. People / SBIトレーサビリティの人
Member
代表取締役
輪島 智仁
大手保険グループの損害保険会社を経て2017年 SBIホールディングス(株)中途入社2019年 SBI wefox Asia(株)を設立、代表取締役に就任2020年 SBIインベストメント(株)CVC事業部長を兼務
取締役
趙 昇
2019年 SBIホールディングス(株)ブロックチェーン推進室 新卒入社2019年 SBI R3 Japan(株)プロダクト&サービス部兼務STO、電子商取引等、ブロックチェーン案件におけるコンサルティングや新規事業企画に注力
社外取締役
佐藤 市雄
2007年 SBIホールディングス(株)新卒入社2008年 SBIポイントユニオン(株)代表取締役に就任2012年 SBIグループ横断でのデータ活用推進組織設立を提案し、社長直下にビッグデータ専門組織を構築。2013年リーダーに就任し、グループ各社のデータ分析やAI開発に力を注ぐ
取締役
米林 裕
1983年 住友生命保険相互会社 入社 2018年 同社 常務執行役員兼金融総合法人部長に就任 2022年 SBIネオファイナンシャルサービシーズ株式会社 入社・専務執行役員に就任 2023年 SBIトレーサビリティ株式会社 取締役に就任
5. Challenge / SBIトレーサビリティの技術課題・チャレンジ
創業から1年と少しではありますが、ブロックチェーン技術Cordaを内包したトレーサビリティシステムの開発に取り組んできました。 現在、MVPモデルとしてトレーサビリティ情報をブロックチェーン上に記録し、エンドユーザーに届ける仕組みは実現しています。
MVPからの発展を模索する中…現在の技術的課題は以下3つです:
6. Read More / SBIトレーサビリティをもっと知る
<取締役の生永のインタビュー>
<News>
7. Positions / 募集職種
現在募集を停止しております。
現在募集を停止しております。
8. 福利厚生
社会保険
健康保険
厚生年金
雇用保険
労災保険
健康サポート
定期健康診断
原則1年に1度、健康診断を受けられます。
ストレスチェック
原則1年に1度、ストレスチェックを受けられ、必要に応じて医師に相談することが可能です。
産業医面談
ご自身の健康面について産業医に相談することができます。
休暇
年次有給休暇
入社時期・勤続年数に応じて、付与・取得が可能です。
産前産後休暇、育児休業、介護休業
産前6週、産後8週の期間に産前産後休暇を取得できます。また「子が1歳に達する日まで」育児休業を取得することができます。なお、預入機関が見つからない場合には、延長が可能です。介護休業においては、要介護状態の対象家族1人につき3回を上限として、通算93日まで取得可能です。
その他福利厚生
確定拠出年金制度(401k)
会社が掛け金を拠出し、加入者である社員自らが運用を行います。その結果次第で将来受け取る年金が変動する制度です。なお、加入者が掛け金を上乗せして運用(マッチング拠出)することも可能です。
財形貯蓄制度
毎月社員の希望する一定金額を給与から控除し、財形取扱機関に預け入れ貯蓄する制度です。一般財形・住宅財形・年金財形の3種類があります。
総合福祉団体定期保険
社員に不慮の事態が発生した場合に備え、保険料は会社が全額負担する団体定期保険に加入しています。社員の方が死亡または所定の高度障害状態になった場合に、保険金額を被保険者もしくはご遺族に支払うものです。
基本的に業務はフルリモートです。
ただし、2週間に一度スクラムのスプリントプランニングを行っており、プランニングのみ対面でお願いしています。(現在は隔週木曜日の午前に実施)
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